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睡眠の質の向上が、生活の質の向上につながると言っても過言ではない

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2017.10.22

こんにちは。

今日は眠り、睡眠についてです。

 

皆さんは一日の睡眠時間はどれくらいですか?

日本人の睡眠時間は先進国の中で比べると、2番目に短いと言われています。

 

日本人は働き者なんですね。昔から寝ずに働くことが良しとされているんでしょうね。

グータラしていては良くありませんが、ちゃんと眠らないことも良くないでしょう。

 

ではなぜ睡眠が大事なんでしょう?

そして、理想とされている睡眠時間は?

よい眠りにつくための方法とは?

そもそも睡眠とはなんぞや?

 

今回は眠りについてご案内します。

 

ちなみに、タイトルが「長い」のは、書いてる人間の好みなので気にしないで下さい(笑)

睡眠ってなんなの?

現象としての睡眠は「周期的に繰り返す意識を喪失する生理的な状態」と表されます。


睡眠と、気絶や失神との違いは、睡眠は意識が失われていても、外からの刺激で比較的に覚醒するかの違いです。


 


人の眠りは、急速な眼球運動を伴った睡眠であるレム睡眠(REM:Rapid Eye Movement 急速眼球運動)と、それ以外のノンレム睡眠(non-REM)に分けられます。


この2つは簡単にいうと、ノンレム睡眠は「脳が眠っている状態」で、レム睡眠は「体が休んでいる状態」と言われています。


この2つがそれぞれ現れ、波のように繰り返す性質があります。一般的にレム睡眠とノンレム睡眠の1サイクルを「睡眠周期」と表現します。


 


統計上の平均的な睡眠パターンでは、レム睡眠とノンレム睡眠はおよそ90分(平均値)が1サイクルになっており、そのうちノンレム睡眠が60~80分出現し、その後、レム睡眠が10~30分ほど続き、睡眠周期の1サイクルが終了します。つまり、睡眠周期の1サイクルは平均90分ですが、個人により、70分~110分程度の違いがある場合があります。


(その日の疲れ具合などによって睡眠の深さが変わってくるため、睡眠時間は日ごとに変わることがあります)


一晩に6~8時間ほど眠ると、4回から5回の睡眠周期が現れます。


また、睡眠の前半と後半では、レム。ノンレムの出現する割合が異なり、一般的に睡眠前半(入眠後まもなく)は1サイクルに占める深いノンレム睡眠の割合が多く、レム睡眠の割合は少ない状態です。逆に睡眠後半(起床間近)では深いノンレム睡眠の割合は減り、レム睡眠や浅いノンレム睡眠の割合が多くなり、時間の経過とともに眠りが浅くなっていきます。



起床時はは眠りが浅い方が目が覚めやすいので、自分の睡眠サイクルを知ると良いと思います。


理想の睡眠時間は人によって違いますが、ほとんどの方が6~9時間は必要です。


中には「ショートスリーパー」と言って、6時間未満でも十分な方や、「ロングスリーパー」と言って、9時間以上の睡眠が必要な方もいますが、それぞれ10%未満なようです。


睡眠サイクルはおよそ90分ですので、「朝スッキリ目覚めたい!」って人は90分の倍数(4時間半、6時間、7時間半、9時間・・・)を参考に、自分の最適な睡眠時間を探すと良いと思いますよ。


今は自分の最適な睡眠周期を測れる「睡眠サイクル計算アプリ」とかあるみたいですよ。便利ですねぇ。


 


 


なんで寝なくちゃいけないの?

睡眠時間は人それぞれ差はありますが、仮に睡眠時間を8時間とすると、1日の3分の1を睡眠に当ててることになります。


 


・・・もったいないですよね(笑)


 


その時間があれば、色々な事ができると思いませんか?


でも、人間には睡眠が必要なんです。


その理由を3つあげていきましょう。


 


①脳と体を休める


体をよく動かせば座ったり横になって休むことである程度の回復は可能。


しかし、体は休めても「脳は起きている間は休むことができない」のです。


 


パソコンをイメージしてください。


1日の3分の2にあたる16時間以上をフル稼働したパソコンは、熱も上がり疲労困憊。


熱を冷まし、休むべく「シャットダウン」「スリープ」します。


 


人間の脳とPCは違いますが、脳が1日中活動して疲れていたら休めなければいけません。


活動中は脳の熱も高くなっていますが、眠っている時は脳の温度を冷やすことができます。


こうして疲れをとってリフレッシュさせる。その唯一の方法が「睡眠」というわけです。


 


②ストレス解消


「今日はイライラすることの連続だった」という日は誰にでも訪れます。


そんな時に、寝たら頭がスッキリして嫌なことを忘れた。という経験がある方は多いと思います。


ストレスを感じてイライラしやすいのは、「脳が疲れている」状態。


睡眠によって「脳の疲れ」をとってあげることでリセットできるのです。


休む必要のある「脳と体」の関係上、夜更かしして暴飲暴食するよりも睡眠をとることが最も効果的なストレス解消法と言えます。


 


③身体の成長


広く知られていることが、睡眠中は「成長ホルモン」が分泌されます。


子どもの身体がどんどん大きくなっている成長期には、十分な睡眠によってより多くの「成長ホルモン」が得られます。


 


また、「成長ホルモン」は大人にとっても、大切です。


睡眠中に分泌される「成長ホルモン」によって、


・新陳代謝が活発になる


・脂肪燃焼効果


など、大人も見過ごせない効果を発揮してくれます。


 


「成長ホルモン」は身体の新陳代謝を促すときに「脂肪」をエネルギーにするため、正常に成長ホルモンが分泌されていれば「脂肪燃焼効果」も期待できるわけです。


睡眠が不足していると、成長ホルモンの分泌が減り、身長が伸びない、肌があれる、太りやすくなる、疲れが取れない、病気になりやすいなど様々な影響が出ていしまいます。


 


まとめ

以上のように、簡単ではありますが、睡眠の必要性などをお伝えしましたが、


一番大切なのは、


体だけでなく、脳も一日中働いてますから、「回復するのに睡眠をとって休める」という、シンプルな結論になるわけですね。


「眠いから寝る」だけではないですね(笑)


 


さらに、睡眠は記憶力や学習能力にも影響を与えています。


特に若年層では睡眠不足による影響は大きいとされています。


しかし、昼寝である程度は睡眠不足を補えるというデータもありますので、


日中眠気を感じたときは5分の仮眠でも脳を休めると、午後の仕事の効率がよくなりますので、ぜひ実践してみて下さい。


 


最後まで読んでいただいてありがとうございます。


少しでも睡眠の意義が理解して、健康の維持増進のお役に立てればと思います。