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むち打ち治療&むち打ち症の4つのタイプと特徴

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2025.05.04

むち打ち症の種類や症状、診断・治療法、後遺症のリスク、そして予防・対処法までを網羅的に解説します。

◆ むち打ち症とは何か?
むち打ち症とは、外部から強い衝撃が加わることで首が「鞭(むち)」のようにしなる動きをし、筋肉・靭帯・神経などの組織が損傷することによって起こる症候群の総称です。多くは自動車の追突事故によって発生しますが、スポーツ中の衝突や転倒、転落などでも発生することがあります。

見た目には外傷が見られない場合が多く、事故後すぐには症状が現れないこともあるため、「たいしたことない」と自己判断して放置してしまうケースも少なくありません。

◆ むち打ち症の4つのタイプと特徴
むち打ち症には大きく分けて4つのタイプが存在します。それぞれ症状の出方や重症度が異なるため、正確な診断と適切な治療が求められます。

① 頚椎捻挫型(けいついねんざがた)
最も多く見られるタイプで、むち打ち症の約70〜80%がこの頚椎捻挫型だと言われています。

特徴と症状:
首の筋肉や靭帯が伸びたり傷ついたりして発生

首や肩のこり・痛み

首の動きが制限される

頭痛を伴うこともある

症状の経過:
多くは数週間〜数ヶ月で自然に回復します。症状が寝違えに似ているため軽視されがちですが、無理をせず十分な休養が大切です。

② 神経根型(しんけいこんがた)
神経根とは、脊髄から出る神経の根本部分のことです。このタイプは、事故の衝撃により神経根が圧迫・損傷されて起こります。

特徴と症状:
首や肩の痛みに加えて、腕や手にかけてのしびれ、感覚の鈍さ

筋力の低下、腕がだるくなる感じ

症状が左右どちらか一方に集中する傾向

注意点:
重症化すると手指の動きに支障をきたす場合があるため、症状がある場合は早期に専門的な検査を受けることが重要です。

③ バレー・リュー症候群型(自律神経型)
このタイプは、首の周辺を通る椎骨動脈や交感神経に影響が及んだ結果として、全身にさまざまな自律神経症状を引き起こすものです。

特徴と症状:
めまい、耳鳴り、吐き気

視界がぼやける

集中力の低下や不安感

動悸や息苦しさ

難しさ:
内科的疾患や心因性の症状と誤認されることも多く、診断が難しいタイプです。長期間症状が続くこともあり、生活に支障を来すケースもあります。

④ 脊髄損傷型(せきずいそんしょうがた)
最も深刻なタイプであり、中枢神経にまで損傷が及ぶことがあります。交通事故で大きな衝撃を受けた際に起こりやすく、緊急の対応が必要です。

特徴と症状:
手足のしびれや運動障害

歩行困難やふらつき

排尿・排便障害

重症の場合は麻痺や感覚消失

緊急対応が必要:
放置すれば後遺症が残る可能性が高く、早期にMRIやCTなどの精密検査を行い、適切な処置を受ける必要があります。

◆ むち打ち症の診断と治療
むち打ち症の診断では、まず症状の聞き取り(問診)と触診が行われ、必要に応じて以下のような検査が実施されます。

診断に用いられる主な検査:
X線(レントゲン):骨折の有無を確認

MRI:神経や靭帯などの軟部組織の損傷を評価

CT:骨の損傷をより詳細に見ることが可能

治療法の基本:
むち打ち症の治療は、症状の重症度によって異なりますが、以下のような方法が一般的です。

1. 保存療法
安静と休息

頚椎カラーによる固定(短期間)

湿布や消炎鎮痛薬の使用

2. 理学療法
マッサージや電気治療、温熱療法

ストレッチや軽い運動による可動域の改善

3. 薬物療法
痛み止め(NSAIDs)

筋弛緩剤やビタミン剤

4. 精神的ケア
特にバレー・リュー症候群型の場合、不安やストレスによって症状が悪化することがあるため、心療内科やカウンセリングを併用することも効果的です。

◆ むち打ち症の後遺症とそのリスク
一部の患者では、むち打ち症の症状が半年以上続き「慢性化」することがあります。この状態は「外傷性頚部症候群の後遺障害」として扱われ、以下のような症状が残る場合があります。

首の痛みやこりが続く

頭痛・めまいが慢性的に起こる

集中力の低下、疲れやすさ

不眠やうつ症状

後遺症が認定された場合、自賠責保険や損害賠償請求の対象となることもあります。医師による後遺障害診断書が必要になるため、症状が続く場合は医療機関と連携して対処しましょう。

◆ 日常生活における注意点とリハビリ
むち打ち症の治療中・治療後には、以下のような点に注意することが重要です。

首に過度な負担をかけない(長時間のスマホやPC使用を避ける)

睡眠姿勢に気をつける(枕の高さを調整)

ストレスをため込まない

定期的に軽い運動やストレッチを行う

また、医師の指導の下で行う「運動療法」や「作業療法」などのリハビリも、回復を促進するために有効です。

◆ 交通事故後は「自己判断しない」が鉄則
むち打ち症の怖さは「見た目にわかりにくく、時間差で症状が出ること」にあります。事故後に身体に違和感がある場合、たとえ軽い症状であっても必ず医療機関を受診しましょう。

特に以下のような場合は注意が必要です:

首が痛い、動かしにくい

頭痛、めまい、吐き気がする

手足にしびれがある

集中力が続かない、情緒不安定になる

◆ まとめ|むち打ち症は「正しく知ること」が第一歩
交通事故は突然の出来事であり、誰もが当事者になる可能性を持っています。中でも「むち打ち症」は非常に発症頻度が高く、早期の発見・治療が後遺症を防ぐカギとなります。

被害に遭った際には、自己判断で済ませず、必ず専門医の診断を受け、適切な治療を受けるようにしましょう。また、加害者としての責任を回避するためにも、安全運転を心がけ、万が一の備えとして保険の内容を見直すこともおすすめです。

この記事が、むち打ち症に関する理解を深め、事故後の適切な対応につながることを願っています。

かねしま整骨院では、むち打ち症の治療を得意としていますので、ただ電気治療やマッサージだけでなく、

矯正治療や、ハイボルト治療、酸素カプセル、岩盤ドームなど、様々な治療で症状を改善していきますので、

交通事故治療でお困りの方は、かねしま整骨院にご相談ください!!