運転のプロ!! タクシードライバーに聞く!交通事故を起こさないための方法とは!?|群馬県高崎市で交通事故のケガ、腰痛、捻挫治療なら「かねしま整骨院」へ
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お知らせ
2025.02.11
2024年の交通事故件数は約30万件でした。毎日820件の交通事故がどこかで起きています。
このデータを見ると日々ハンドルを握る方には他人事ではありませんね。当院としても皆さまに何か情報提供ができないかと考え、東京都内でタクシー運転手をしているスタッフの知人に、交通事故を起こさないための方法を伺ってきました。
そこで今回は、タクシー運転手の視点から、実際の経験をもとに一般ドライバーでも実践できる交通事故を起こさないための方法を紹介します。ぜひ最後まで確認してみてくださいね。
交通事故を起こさないために運転前にやるべきことは、コンディションを整えること、車両の日常点検をすること、目的地までのルートを確認することです。それぞれ詳細を確認していきましょう。
交通事故を起こさないためには、運転前にコンディションを整えましょう。コンディションが悪い状態で運転をすると、注意力が低下して動作が緩慢になるため、事故につながる危険があります。
睡眠時間は6時間以上確保しましょう。睡眠不足が続くと心筋梗塞のリスクが高まるともいわれています。運転中に心疾患などに襲われると、大事故につながる可能性もあるでしょう。
また、就寝前の飲酒もなるべく避けるようにしてください。眠りが浅くなるだけでなく、翌朝までアルコールが体内に残り飲酒運転になる可能性があります。今回取材したタクシー運転手の方(以下Tさん)は、お酒を飲む場合は前日の20時までにしているとのことでした。
走行中は疲れを感じる前に休憩をとることも重要です。休憩は2時間に一度10分以上とるようにしましょう。
交通事故を起こさないためには、車両の日常点検も重要です。日常点検を怠ると走行中に思わぬ故障により、事故の原因となります。
日常点検として隅々まで点検するのが理想ですが、最低限点検すべき項目は以下の4点です。
空気圧やタイヤの溝の深さを確認しましょう。空気圧が適正でないと、スリップやパンクの原因になります。 最低でも月に一度はエアゲージやガソリンスタンドの器具を利用して、空気圧のチェックをしましょう。
エンジンをかけ、その場でブレーキを数回踏んでみましょう。普段と比較し踏みごたえが柔らかい場合は、ブレーキ液の漏れなどの可能性があります。
パーキングブレーキの点検は、エンジンを切って、パーキング・レバーを 力一杯引いて(あるいはパーキング・ペダルを踏んで)みましょう。普段と比べて、ストロークが長い 、引きごたえが柔らかい場合は、ケーブルの作動不良・劣化が考えられます。
ブレーキは万が一の時、最後の頼みの綱となる箇所です。異変を感じたらすぐに整備を依頼しましょう。
しっかり点灯するか、レンズに汚れがないか確認しましょう。ブレーキランプなどの尾灯は、一人では確認が難しい箇所です。誰かに確認してもらうのが理想ですが、簡易的なものとして建物のガラスや壁際で点灯させ、ルームミラーで見るという方法もあるとTさんに教えていただきました。
ワイパーを動かしてみて拭きムラがないか、ゴムに裂けがないか目視で確認しましょう。
雨の日の夜間は特に視界が悪いため、歩行者や自転車などを見落とし衝突するまで気付かなかったというケースも多いといわれています。視界不良による事故を防ぐために定期的な交換をおすすめします。
目的地までのルートを確認することも交通事故を起こさないために必要です。あらかじめルートを確認することで、車線の取り方などその場その場で判断する必要がなく、ゆとりをもって運転できます。
ルートを確認するといっても事細かに記憶する必要はありません。どの道を通るのか、曲がる交差点の名前やランドマーク等を確認しておくだけでも十分です。
最近ではカーナビや地図アプリの発達により初めて行く所でも迷うことが少なくなりましたが、カーナビに言われた通り、右に左にとハンドルを切るのは非常に危険です。例えばカーナビに「500m先を左折です」と言われ、どの交差点か分からず直前で「この交差点だった!」と慌ててハンドルを切った経験はないでしょうか。その際、死角に自転車や歩行者がいたらと考えると恐ろしいですね。カーナビは安全確認はしてくれません、事前にルートを確認し、あくまでもカーナビは補助として捉えるとよいでしょう。
プロが持つ交通事故を起こさないための心構えは、基本に忠実な運転を心がけること、譲る心を持つこと、自分の運転技術を過信しないことが重要です。それぞれ詳細を確認していきましょう。
交通事故を起こさないための心構え1つめは基本に忠実な運転を心がけることです。基本動作を徹底することで安全に運転できるでしょう。
運転に慣れてくると自己流の運転になりがちです。自己流の運転は交通事故を誘発します。
路肩へ車を一旦止めたい時、ウィンカーを出さずにハザードだけで車を左に寄せてしまっていませんか。ハザードだけでは「その場に止まるのか?左に寄せるのか?」と後続車には一瞬の迷いが生まれます。特に経験の浅い原付は左側をすり抜けようとしてくるケースが多く、交通事故のリスクが高まります。
教習所で習った事を思い出し、ハンドルの握り方、ウィンカーの使い方など、正しくできているか振り返ってみましょう。免許取得から年数が経っている方は、取得時から法律が改正されてるため、書籍を購入し目を通すこともおすすめです。
交通事故を起こさないための心構え2つ目は、譲る心を持つことです。運転中は、思わずイラッとするケースがしばしばあります。しかし、苛立ちは注意力や集中力を低下させ交通事故を招きます。「譲る心」を持ち、穏やかな気持ちで運転しましょう。
怒りのピークは6秒間と言われています。もしイラッとしてしまった場合は、6秒間深呼吸して心を落ち着かせましょう。
交通事故を起こさないための心構え3つ目は、自分の運転技術を過信しないことです。過信は油断に変わり交通事故を引き起こす原因となります。
交通事故を起こさない人は、自分の運転技術を過信せず慎重に運転します。たとえ慣れている道でも道路状況は刻々と変化しています。自分は運転が上手いから絶対にぶつからないと考えたり、咄嗟の時も絶対に止まれるからとスピードを出すのは控えましょう。どんな時も慎重に運転することを心がけましょう。
タクシー運転手が実践している事故を起こさないためには、最も危険な状況を想定して運転すること、周囲の状況を良く把握すること、人や車両から距離を取ることを心がけること、安全な速度を心がけことる、抜け道を使わないようにすること、ウィンカーは早めに出すことが重要です。詳しく解説していきます。
交通事故を起こさないためには、最も危険な状況を想定して運転をしましょう。一般的に「かもしれない運転」と呼ばれることもあります。
運転のプロであるタクシー運転手には、「かもしれない」では危険予測が足りないとのことです。「見通しの悪い交差点では必ず何かが飛び出してくる」「目視で確認しない限り死角には必ず人やモノ、車両がいる」と常に最も危険な状況を想定することで、より安全な方法での走行を選択せざるを得なくなります。また、危険な場面に遭遇した時も冷静に回避行動を取れるようになるでしょう。
とはいえ、運転をしていると判断に迷う瞬間が多くあります。少しでも迷いがある場合は車を進めない、必ず目視で確認することを徹底しましょう。
もし危険な状況に遭遇してしまった場合は、まずはブレーキを踏みましょう。ハンドル操作での回避を優先してしまうと、無関係の人を巻き込むなど別の大きな危険を生みます。
周囲の状況をよく把握することも重要です。周囲の状況を良く把握することで危険予測に役立てることができます。
走行中は前方ばかりを見るのではなく、ミラーで周辺の車両の動きを確認しましょう。例えば、直前までルームミラーに映っていたバイクが映っていない場合、死角に入っているといった危険予測ができます。もし、車間距離を詰めてくる車があれば、道を譲って先に行かせてしまうのも手段の1つです。追突されるリスクやあおり運転等のトラブル回避になります。
運転中は耳から入る情報も積極的に活用しましょう。音楽やラジオの音量は控えめにして、窓を少し開けて走行するのがおすすめです。死角に入ってしまっているバイクなどの存在に音で気づくことができます。
交通事故を起こさないためには、人や車両から距離を取ることを心がけることも重要です。物理的に距離を取ることで衝突のリスクを最小限に抑えることができます。
普段から車間距離を取ることに加え、自転車や歩行者を追い越すときも、なるべく離れて追い越す意識をしましょう。また、交差点で右折をするときは、対向車との距離を十分に取れるタイミングで曲がる必要があります。駐車車両を避けるときも、車のドアが開いてもぶつからない間隔を取ることでぶつかる確率を下げられるでしょう。
しかし、狭い道で車とすれ違う時は、距離を確保することが難しいケースがあります。安全な距離が確保できないのであれば、速度を落としたり停止することを意識してください。
安全な速度を心がけることも、交通事故を起こさないために必要です。安全な速度とは状況に応じた速度のことを指します。
雨の日や雪の積もった道路では、ブレーキをかけ車が停止するまでの距離が長くなります。加えて天気の悪い日は視界も悪くなるため、速度を普段より抑えて走ると良いでしょう。
合流地点では、自分の車と本線の車に速度差があります。怖いからとゆっくり合流するのはかえって危険なケースがほとんどです。しっかりと加速し、本線の速度に合わせることで安全に合流できるでしょう。
道に迷った時や、目的地付近で駐車場を探すときは、路肩へ一度停車すると良いでしょう。駐車場を探してキョロキョロ、ノロノロと走行してしまうと安全確認がおろそかになるだけでなく、後続車に追突されてしまうリスクが高まります。
抜け道を使わないことも、交通事故を起こさないためのコツです。抜け道には様々な危険が潜んでいます。
抜け道は狭い、見通しが悪い、街灯が少ない道がほとんどです。住宅街を抜け道として使用する場合、家の数だけ敷地からの飛び出しのリスクが潜んでいます。また、生活道路を抜け道にするのはモラルやマナーの観点からも控えるべきです。
地方では農道を抜け道として使うことも避けるとよいでしょう。車が畑や水田に落ちてしまうと、作物の被害だけでなく、田畑の修繕費用など多額の損害賠償請求を受けるケースがあります。
抜け道を使ったとしても、短縮できる時間はごく僅かです。リスクを冒してまで抜け道を通るメリットは無いでしょう。交通事故を起こさないためには「急がば回れ」です。
ウィンカーを早めに出すことも心がけましょう。周囲が自分の意思表示を発見し認識してくれるまでに時間がかかるためです。
右左折をする場合のウインカーを出すタイミングは「交差点の30m手前」と法律で定められています。しかし、時速60㎞で走行していた場合、1秒間に16m進むため、2秒も掛からず交差点に到達してしまいます。自分の意思を周囲へ充分に伝えるには時間が足りないと言えるでしょう。交差点の50m手前、時間にして3〜5秒のタイミングを目安にウィンカーを出すと良いです。
前を走る車が突然ブレーキをかけたと思ったら、ウィンカーを出して細い路地を曲がっていき、ヒヤリとした経験はないでしょうか。法律通り運転をしようとするとこのようなケースがしばしば起こります。法律を守るあまり、後続車をヒヤリとさせて交通事故を起こしてしまっては本末転倒です。ウィンカーを早めに出し、後続車へ曲がる意思表示をしてから減速をすると追突されるリスクを軽減できるでしょう。
本記事では交通事故を起こさないための方法について解説してきました。タクシー運転手が実践している事故を起こさない方法は以下の通りです。
交通事故を起こさないためには、運転に対する心構えを改めることも重要です。また運転前にコンディションを整えることや車の点検をすることで、より事故を起こすリスクを下げることができます。
万が一交通事故に遭ってしまった場合、事故発生時は、ショックや気が動転していて身体全体が興奮している状態です。その時は、痛みを感じなくとも、数日経過してから痛みが出ることはよくあります。
些細な症状だとしても重大な怪我が隠れている場合もあるので、まずは必ず整形外科を受診しましょう。
外見上の大きな怪我がなくても、頭痛や吐き気、倦怠感、耳鳴り、不眠症状などで悩まされる方が非常に多くいます。そうならない為にも早期治療が重要です!
当院では、姿勢分析、下肢長差計測や事故状況のヒアリングを行い、患者さんの身体をしっかりと分析します。カイロプラクティックの技術を用いて、頚椎や骨盤など歪んだ部分を矯正することも可能。その他、ハイボルト治療・超音波治療・手技療法などを組み合わせて、頭痛、首の痛み、腰の痛み、めまいや嘔吐感などの改善を目指します。
交通事故治療は時間のかかる治療です。そのため、症状の完治を目標とした治療計画をお伝えし、患者さんがモチベーションを保ちながら治療を受けられるよう努めております。
かねしま整骨院では、治療だけでなく、病院の紹介、修理工場の紹介、弁護士の紹介など、交通事故に関わる全ての事に対処できますので、何でもご相談下さい。