膝の外側が痛いときに考えられる原因と対処法|群馬県高崎市で交通事故のケガ、腰痛、捻挫治療なら「かねしま整骨院」へ
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お知らせ
2025.04.16
膝の痛みは、日常生活の中でも特に悩まされやすい部位の一つですが、膝の外側に痛みを感じる場合、いくつかの特定の原因が考えられます。この記事では、膝の外側の痛みについて、主な3つの原因とその特徴、そして適切な対処法や予防方法まで詳しく解説します。ランニングやスポーツをしている方はもちろん、日常生活で違和感を感じている方にも役立つ内容となっています。
膝の外側に痛みを引き起こす代表的な疾患は、以下の3つが挙げられます。
腸脛靭帯炎は、特にランニングや自転車などの繰り返しの膝の屈伸運動を行うスポーツ選手に多く見られます。腸脛靭帯は、大腿の外側を走る強靭な靭帯で、膝の外側にある大腿骨外顆という骨の突起部分と擦れることで炎症を起こします。
長距離ランニングや過度のトレーニング
硬い地面や不適切なシューズ
下肢のアライメント異常(O脚や骨盤の歪み)
柔軟性の低下や筋力不足(特に大臀筋)
腸脛靭帯炎は、問診と理学所見(圧痛やストレッチでの痛み)で診断されることが多く、画像診断はあまり必要とされません。
治療としては、
安静・運動制限
アイシング
ストレッチ(腸脛靭帯・大臀筋・大腿筋膜張筋)
フォームの見直し
インソールの使用 などが効果的です。
外側側副靭帯(LCL)は、膝の外側の安定性を保つための靭帯で、膝に内側からの外力が加わったときに損傷しやすくなります。痛みのほか、膝の不安定感や腫れを伴うこともあります。
サッカーやラグビーなど、コンタクトスポーツ中のタックル
転倒や事故などで膝に強い力がかかったとき
診断には、徒手検査(バリスストレステスト)やMRIが用いられます。靭帯損傷の程度によって、治療法も異なります。
軽度の場合:保存療法(サポーターやテーピング、リハビリ)
中~重度の場合:手術や長期的な装具固定が必要になることも
早期に専門医を受診し、損傷の程度を見極めることが大切です。
半月板は膝のクッションの役割を果たす軟骨で、膝のねじれ動作や急激な方向転換で損傷することがあります。特にスポーツ中の回旋動作でよく起こります。
膝の外側に局所的な痛み
膝の引っかかり感やクリック音
膝が完全に伸びない、曲がらない
急激な回転動作や方向転換(バスケットボール、サッカー、スキーなど)
加齢による半月板の変性
外傷
MRIによる診断が有効で、損傷の部位と程度に応じて治療方針が決まります。
軽度の場合:保存療法(物理療法、リハビリ)
重度の場合:関節鏡による手術(縫合または切除)
半月板はできるだけ温存する方向で治療が行われることが多いです。
変形性膝関節症(初期段階で外側に痛みが出ることも)
大腿二頭筋腱の炎症
滑液包炎 など
これらの疾患は、高齢者やスポーツをしていない方でも起こり得るため、違和感を感じたら早めの対処が重要です。
どの動きで痛みが出るか?(屈伸・回旋・圧痛など)
どのタイミングで痛みが出たか?(運動後、歩行中、じっとしているとき)
腫れや熱感があるか?
R:Rest(安静)
I:Ice(冷却)
C:Compression(圧迫)
E:Elevation(挙上)
痛みが数日間続く
歩行が困難になった
膝が腫れてきた
動かすとクリック音や引っかかりを感じる
これらの症状がある場合は、整形外科の受診が推奨されます。必要に応じて、レントゲンやMRIなどの検査が行われ、診断と治療方針が決定されます。
適切なウォームアップとクールダウン
正しいフォームの習得
柔軟性と筋力のバランスを整える
負荷の調整と休息の確保
定期的な身体のメンテナンス
膝の外側の痛みは、「腸脛靭帯炎」「外側側副靭帯損傷」「外側半月板損傷」など、原因によって症状や治療法が異なります。早期発見・早期対応が回復への鍵となるため、痛みを軽視せず、適切な行動をとることが大切です。
無理をせず、自分の身体の声に耳を傾けましょう。
膝の痛みで、お悩みの方は、かねしま整骨院にご相談ください!!